平成26年度三重県臨床工学技士会通常総会の記念講演にて、日本臨床工学技士連盟 理事長肥田泰幸先生に技士会と技士連盟についてご講演いただきました。 お話は、
- 公益社団法人は法的に選挙運動を行うことができない、そこで日本臨床工学技士会で政策提言された専門性・待遇の維持向上の内容に対し、政治的な活動を行って、実現を促す団体が日本臨床工学技士連盟の役割である。
- 他の医療関係職種団体は各々連盟を組織して政治活動を行い成果を得ている、遅れをとると他職種による業務独占の法案も成立するかもしれず、臨床工学技士の業務範囲に影響を及ぼす恐れもあるなど、臨床工学技士の職能団体も連盟の早期設立・組織活動開始が待たれていた。
- 活動として厚生労働副大臣との面会を果たした、その直後の診療報酬改定にて特定集中治療室管理料にCE24時間勤務体制が明記された。これは活動の成果と思われる。
- 設立し約1年経過したが会員数は少なく活動継続のためにさらなる勧誘活動が必要。
- 連盟に加入すると臨床工学技士に関わる国政の最新事情に関する研修会に参加及び受講が可能となり、また、連盟たよりの購読で臨床工学技士の国政情報を得ることができる。
などのご講演でありました。聴講した会員からはこの連盟の活動に賛同し是非入会したいとの声も多く上がって言いました。連盟にご興味のある方は、日本臨床工学技士連盟ホームページをご覧ください。